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シャーロック・ホームズ百科事典 価格: 3,990円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 本格的な百科事典の厚さ(重さ)に、まずは圧倒された。
年表、正典(ホームズ譚をこう呼ぶ)の略記号につづき、ホームズに関する言葉の解説がはじまる。
翻訳した際に、五十音順に並べ替えたのだろうか…(大変な手間だ)。
「あ」から始まる百科事典、最初は「アイヴィ・プラント」って、なんだっけ?
曰く『第二のしみ(汚点)』で巡査がブランデーをもらいに行ったパブ…って、マ、マニアック…ついて行けるか?と不安にかられた。
いや?、いきなりマニアックだ。
でもって、面白い!!
原書のイラストや、映画 |
シャーロック・ホームズの世紀末 価格: 2,854円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 この本を読めることは幸福である。著者の好奇心の広さがにじみ出ている。大英帝国についての面白い事実が満載で、しかもその事実を裏づける資料の名前も付されているので、分かりやすいし説得力がある。珍しい写真や絵も数多く載っており、それを眺めているだけでも相当楽しめる。これほどの内容のある本を書くのに富山氏がどれだけ膨大な一次資料、研究書に目をとおしたのかは、想像を絶するほどだ。 本書に書かれていることの一つ一つに、一人の英文学者が生きている。 |
シャーロック・ホームズ―ガス燈に浮かぶその生涯 (河出文庫) 価格: 840円 レビュー評価:5.0 レビュー数:3 「架空伝記」というジャンルがあることを御存知だろうか。小説や映画に登場する架空の登場人物があたかも実在する人物であるかのように、伝記の文法を用いてその生涯を一個の独立した作品として纏め上げてしまうというもので、代表的なものを挙げればホレイショ・ホーンブロワーやジェームズ・ボンド、「ターザン」の異名で主に知られるグレイストーク卿ジョン・クレイトンII世などの伝記がこれまでに出版されている。1886年の「緋色の研究」で鮮烈にデビューして以来、熱心な読者による様々な研究や解釈が行われてきた名探偵シャーロック・ホームズもその例外ではなく、これまでに何冊か定番的な伝記が刊行されている。本書『シャーロッ |
シャーロッキアンの優雅な週末―ホームズ学はやめられない 価格: 2,940円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 シャーロック・ホームズ研究がライフ・ワークという著者の集大成的力作。白眉なのは収められている数々の著者自身による風景画。ベイカー街のアビ・ハウス、シャーロック・ホームズ・ホテル、アッパーク館、エジンバラのジョッパの街角などなど、シャーロック・ホームズの舞台となった名所の繊細な風景画を楽しむことができます。 |
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シャーロック・ホームズ17の愉しみ (河出文庫) 価格: 591円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 私がこの本をはじめて読んだ頃は、まだ今ほどドイルのホームズ作品を読み込んでいませんでした。そのような時期に読んでも、かなりはまっている今でも、大変読み応えのある1冊です。パスティシュを含め、いろいろな方面からの研究論文等が掲載されていて、中には、「えっ」というような部分もあります。入門書としては多少きついところがあるかもしれませんが、ある程度ホームズ物語に親しんだ方は、ぜひご一読されてはいかがでしょう。きっとお楽しみいただけると思います。 |
コナン・ドイル―人類へのスーパーメッセージ 価格: 2,039円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 シャーロック・ホームズ作者であるコナン・ドイルは「スピリチュアリズムのパウロ」と呼ばれた優れた心霊研究家であり、晩年には、霊魂が実在することの重大性を伝えるため、ホームズで得られた印税でヨーロッパを講演旅行していたことは意外と知られていません。
そのドイルが死後送ってきた通信がこの本で、生前、自身が研究し、知っていると思っていたことで、実際霊界に移行してから、間違っている部分があることがわかったとのことで、それを訂正する通信と言っても良いと思います。
が・・・正直に言って読みずらいのです。翻訳のまずさか、あるいは内容の難解さゆえか。面倒にな |
シャーロック・ホームズの見たロンドン―写真に記録された名探偵の世界 (河出文庫) 価格: 788円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 著者のチャールズさんはシャーロッキアンのようです。
でなければ、こんな本はつくらないでしょう。
ホームズがいた頃のロンドンの写真を載せていますが、
これがオタク的なコリ方をしています。
できるだけ事件があった場所の近くの、そして年代もそれに
あわせた写真をあちこちから探し出し、集めて分類し、
そしてその集大成がこの本です。
英国人という国民は一体どういった人々なのか、しばし考え込みました。
グラナダテレビのホームズは傑作だといわれいます。
私もそうだと思います。あれほど凝ったドラマをつ |
シャーロック・ホームズ―生誕100年記念 価格: 3,150円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 シャーロック・ホームズ生誕100周年を記念して刊行された、まさに捧げもの。充実の内容は商品レビューの通り。特に、映像化のリストは、ジェレミー・ブレットの”決定版”が現れてからはほぼこれで極まった感がある今、それまでの試行錯誤の歴史と考えられて非常に興味深い。パスティーシュのリストなど、持っておきたい内容も多い。分厚く、ホームズがギッシリ詰まっているし、なつかしい映画「ピラミッドの冒険」のスチル写真にもお目にかかれる。 1987年の刊行で、既に記録としては古くなってしまったが、それでも100周年の記念として持ってはおきたい本。古書市場で探しているファンは多いのではないだろうか。比較的探せ |
コナン・ドイル (創元推理文庫 (100‐6)) 価格: 612円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 コナン・ドイルないしシャーロック・ホームズについての読本は数々ありますが、これは別格。というのも、これを書いたのが、ミステリー作家として活躍するジュリアン・シモンズだから。まるでよく知る同時代の同僚のように、コナン・ドイルの生の姿を描き出していきます。ファンによるたんなる称賛ではなく、この短い本の中に、ドイルのミステリーとしての、また、作家としての長所短所の指摘も的確にムダなく浮き彫りになります。
『ブラッディーマーダー:探偵小説から犯罪小説へ』と『知られざる名探偵物語』も、シモンズのミステリーに対する分析力の鋭さを読ませる本としてお勧め。
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シャーロック・ホームズの見たロンドン―写真に記録された名探偵の世界 価格: 2,957円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 著者のチャールズさんはシャーロッキアンのようです。
でなければ、こんな本はつくらないでしょう。
ホームズがいた頃のロンドンの写真を載せていますが、
これがオタク的なコリ方をしています。
できるだけ事件があった場所の近くの、そして年代もそれに
あわせた写真をあちこちから探し出し、集めて分類し、
そしてその集大成がこの本です。
英国人という国民は一体どういった人々なのか、しばし考え込みました。
グラナダテレビのホームズは傑作だといわれいます。
私もそうだと思います。あれほど凝ったドラマをつ |